小児歯科治療

無意識のうちに行っている人も多い「食いしばり」や「歯ぎしり」。 これらは歯を傷めたり、肩こり・偏頭痛などの原因となったり、歯周病を進行しやすくしたりと様々な障害を引き起こします。 ここでは、これらの原因と治療法をご紹介します。

 

「顎関節症(がくかんせつしょう)」は、口を開ける時に痛みが走ったり、 顎がうまく開かなくなったりする症状です。会話や食事などに大きな支障をきたすため、 悩んでいる方も多いようです。顎関節症による症状は時間経過によって軽減することが多く、 大部分の方は1年以内に症状が軽減します。まずは1週間ほど様子を見て、 症状が軽くならない場合は歯科を受診するようにしましょう。治療法としては以下のものが挙げられます。

原因の除去

虫歯や合わなくなった詰め物などを取り替えます。歯を抜いた場合も放置せずにブリッジや義歯を入れることが重要です。

薬物療法

鎮痛剤、消炎剤、筋弛剤などを投与することで痛みを除去します。

マウスピースを使った療法

マウスピースなどを入れることで、顎の負担を軽減します。

理学療法

患部のマッサージや温熱療法、低周波マッサージなどで血行を促進させて治療します。


  • 重い物を持ち上げた時や物事に集中している時など、人は誰でも無意識に歯を食いしばります。 しかし、無意識下で長時間にわたっての食いしばりや歯ぎしりとなると話は別です。 こうした「病的な」症状の原因とされているのは以下のようなものです。

 

 

心因性、ストレス性のもの

もっとも一般的なタイプです。不安などの潜在的心理的なストレスを食いしばりをすることによって 発散させていると考えられます。

習慣性のもの

重い物を持ち上げることが多いような職業、職種の方などに希に見られます。

内因性、咬合性のもの

かみ合わせの異常や金属冠の不適合などによるものです。

小児期にみられるもの

永久歯と乳歯の入れ替え時期などに食いしばりや歯ぎしりが起こりがちです。 ただし、子どもの場合は自然に治るため特に問題ありません。

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    • 一般的に食いしばりや歯ぎしりは睡眠中に行われることが多いため、 夜寝る時にマウスピースを装着して歯にかかる負担を軽減させる治療法が採られます。 ただし、これは根本的な治療法ではなく、食いしばりや歯ぎしりの原因を判断するために使用されることがほとんどです。 以下に詳細な治療法をご紹介します。

     

    マウスピースを使った療法

    マウスピースやプレートといった防止装置によって、歯の磨耗や騒音を防ぐ方法です。 根本的な解決にはなりませんが、効果は確実に出るのが特徴です。

    かみ合わせ治療

    食いしばり・歯ぎしりの治療として一般的な方法です。 すり減ってしまった歯や不正なかみ合わせを治療して元の状態に戻すことで治療します。

    矯正治療

    根本的な改善を目的として行われる治療法です。歯の負担を軽減するためのマウスピースとかみ合わせ治療などを併用し、 極めて高い効果を発揮します。